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読み捌く力

2016年 11月26日 23:36 (土)

文字だらけの本を読んだり人の長い話を聞いたりして、その内容を理解しようとする行為には似た要領がある。

テレビで見かけるような、同じ人が話し続ける答弁の場では特に画面が頻繁に切り替わることもなく、ノーカットの体裁で一部始終を放映している。

その間同じ人が聞かれたことや前もって準備していた内容について話し続けるわけだけど、こういった時に聞き手はどんな風に情報を捌くことで内容の理解に結びつけているのだろうか。

もし、この答弁のシーンを漫画のコマ割りで再現するなら、同じコマで一人の人間が話す内容の吹き出しに、びっしりと話の内容が文章となって詰め込まれるのだろうか。

或いは人を映し出す角度を変えながらコマ割りも話の内容も読み手が咀嚼しやすいように分割されるのだろうか。

特に制約がなければ後者の方が抜群に読み手の理解を得られやすいし、細かい表情の変化や動作の機微を表現できるなら何気無い仕草から人間味を拾える趣もある。

言語の違いさえ、時と場所、主体、理由、対象など重要な情報として共通する意味さえ掬い上げることができれば飛躍的に意志疎通の便宜を成し遂げることができる。

聞き手も話し手も、同じ要領を用いて伝えるべき情報を伝え、必要な情報を選び取っている。

捌くべき情報の今と過去とこれからを上手く切り離して、話や文章の海に思考を漂わせる感性こそ養われるべき読解力なのかもしれない。
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