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裁縫

2016年 10月10日 20:05 (月)

同じ技術の繰り返しを用いて思い描く完成に導かれる、とは元々は裁縫の要領をヒントに得た概念だった。

自分で裁縫をやるわけじゃないし、刺繍やステッチといった違いもよく知らないけど、同じパターンの繰り返しで完成までの道のりを埋めていく地道さは絵を描く技術の向上に役立つと思った。

繊細で緻密で、人の心を一瞬でも奪える完成された絵を目の当たりにして、逆に目を背けたくなるような途方もない過程がある事実を察してしまう。

そんな取り組む意思を断念させるような億劫な重圧は、同じ技術の繰り返しによって全体の何割かは埋めることができる見込みから、当初感じた負担を大幅に軽減できるのではないかと考えた。

完成とは状況に合わせて汎用的に用いる技術の集大成であり、目の前の小さな一つ一つをしくじらないことによって導かれる結果に過ぎないのだと価値観を改めて、焦り先走る早まった気持ちを制御しなければならない。

馬鹿の一つ覚えとも揶揄されるような愚直な行いも、同じ技術の繰り返しでいいんだと思える安心感によって繋ぎ止められるチャンスがあるなら、何より地道な継続力こそが結果の実現に大きく貢献する助力になるはず。

結果とは泥にまみれたような膨大な過程から綺麗所だけを抜き取って際立たせたようなもので、好きなだけでは続けられないと言われる所以でもあり、皮肉にもそんな綺麗所が見る者の続ける意思を挫くような断念の根拠を根強くしてしまっているような気がする。
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